講座の内容について

 

講座では、私がグループレッスンを行っています。

 

約1時間程度で、英字新聞「ジャパンタイムス」に毎週掲載されるコーナーに、英語リーダー向けに日本語会話を学習する「Well Said!」というコラムがかつてありました。そのバックナンバーを教室で使っています。このコラムでは、ジャパンタイムスの記者が、その時の日本語のテーマを決めて、例えば「~してみる」「~と言えば」「~らしい」、その日本語のレパートリーや詳しい使い方を英語で説明しおり、その文が出てくる結構長めの会話文が日本語そして英語で出てきます。

 

これを逆使いしています。

メリットとしては、例文と会話文がたくさんあることのほかに、日本語について英語で説明しているのが、「説明をする」ための英語を知るのに役立つからです。これは、会話と言うのは、何かを説明することがそのほとんどだからです。また、日本語の本当に基本的なことを英語国民が習うという図式も、私たちに勇気を与えてくれます。

 

このコラムでは、たくさんの英文、特に会話文が出てきますので、その中から、英語文を作るのによく使われる表現をピックアップし、その表現が使えるように、皆で例文を作り、話してみるという、ことを繰り返しています。

 

また、過去形と現在完了形の違い、仮定法のわかりやすい使い方、未来形のwill, be going to do, be doing, will be doing, などの使い分け、前置詞や助動詞の使い分けなど、日本人がつまづきやすいところについても重点的に学習するようにしています。